人間ドックを受けるための注意点

人生に大きな影響を与える生活習慣病を発見したり、病気になることを防ぐのに不可欠なのが人間ドックです。定期的に受診していれば、例えばがんならまだ腫瘍が小さく原発巣以外に転移していない初期の段階で切除することも可能ですし、心筋梗塞などの心臓の病気も発生前にその兆候を発見することで病気にならないように生活環境を軌道修正していくことも十分可能です。我々の命や健康を守っていくための人間ドックですが、正しい検査結果を出すためには受診者が正しくルールを守るようにしなくてはいけません。さらに、健康状態によっては検査できない項目もあるのでよく注意しましょう。

人間ドックは受診する時の年齢制限はありません。生活習慣病は高齢者の方が罹患率が高まるので高齢者の方の身体でも負担がないようになっていますが、宿泊するタイプの人間ドックの場合はドクターからの事前指導が行われますので、安全に検査を受けるためにも医師から聞かされる注意点などはきちんと守らなくてはいけません。事前指導が必要な年齢は大体70歳から75歳くらいからです。特定の検査項目が延期される可能性のある場合もあります。

具体的には月経中の女性や妊娠中の女性とその可能性のある女性、感染症の患者さんや病気療養中の人などです。病気や妊娠以外では検査当日に食事をとってしまった場合も正確な検査ができなくなってしまうので、検査当日は絶対に朝食を摂らないようにしましょう。

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