健康診断と人間ドックの違いはどこにあるのか

病気にかかったとしても多少風邪をひいたり、お腹の調子が悪いくらいだからと、特に健康に気を使わず、毎日を過ごしている人が多くいます。外見上は健康に見えても、実は身体の中では少しずつ進行している可能性があるのが、病気の恐ろしいところです。病気を見つけるには、健康診断や人間ドックを利用するのが最適です。あらゆる検査を通じて、体内に異常がないかを調べることができるからです。

ところで、健康診断と人間ドックの違いとは、一体どのようなものなのでしょうか。健康診断は法律によって決められた検査で、日本人がかかりやすい病気を誘発する、生活習慣病に重点を置いて行われるものです。会社や施設、地方自治体にて、定期的に実施しています。人間ドックは自由診療の一種で、法的な義務は生じません。

その代わり希望すればあらゆる病気に関する検査を隅々まで行えるため、検査内容が定められた健康診断よりも、病気を発見する能力に優れているといえます。脳や婦人科系に特化したものも存在します。以前は1~2日をかけてじっくりと検査をする方法が多かったものの、現在では検査技術の進歩、医療機器の高度化などにより、日帰りや半日でも多くの種類の検査ができるようになっています。但し保険が適用されないため、健康診断よりも多くの費用がかかるという特徴を持っています。

費用を節約するために、毎年同じ検査をするのではなく、その年ごとに違う検査を利用する方法などがあります。

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